へんぺんメモ

つぶやき程度に更新中。 管理人・仲川麻子(麻吉)のメモ。ただの日記。たまにお知らせも載ります。

2023心に残った本いくつか

毎年書いてる気がするけど、ますます本を読んでない。 特に小説を読む気力がなくて、数少ない読んだ小説も自分好みのものに出会えず(さらっと読めそうなものしか読んでないからというのもあるが)、おもしろい小説が読みたいなあ。 『セックスワーク・スタ…

2022心に残った本いくつか

bookclub.kodansha.co.jp コロナ禍で初めての緊急事態宣言が出た2020年3月、小説家の叔父と中学入学前の姪は利根川沿いを歩いて千葉・我孫子から鹿島アントラーズの本拠地を目指す。 保坂和志の『プレーンソング』を読んだ時にも似た衝撃を受けた。主人公の…

2021心に残った本いくつか

今年は、ロシア(ソ連)に関する物、SF を比較的よく読んでました。特に中国SFの刊行が多くて、しかもアンソロジーが多いのでどれを読んだかわからなくなることしばしば。しかし『三体』は未読。だって3冊かと思ったら5冊あるんだもの……。 www.hakusuisha.co…

2020心に残った本いくつか

コロナ禍で図書館から足が遠のき、全体の読書量は減り、電子書籍購入率が上がった一年だった。 近年、韓国をはじめとする東アジア諸国の小説やジェンダーを取り扱った小説が多く発刊されるようになって、自分も今年はそういうものを読む機会が多かった。韓国…

2019心に残った本いくつか

なんとなく恒例になってるので今年も書きます(去年更新しそびれたけど)。 『茄子の輝き』滝口悠生 昔勤めていた10人程度の会社や、そこにいたかわいい女の子、別れた妻を思い出しながら主人公は生活する。口の中でぐずぐずになって甘酒ができるんじゃない…

2018心に残った本いくつか

例によって仕事関係以外の、本を読んでいないなあという読書メモです。 www.kobunsha.com モーリタニアでの研究に奮闘する様子や虫話がとにかくおもしろい。描き様によっては後味が悪くなりそうな失敗談も軽やかに書いてしまう筆力とポジティブさ、パワフル…

2017心に残った本いくつか

漫画関連で読んだもの以外で。 www.shinchosha.co.jp著者は半グレ少年少女の取材をしているライター。漫画好きな人にはモーニングで連載されてた「ギャングース」の共同制作者と言った方がわかりやすいか。 自身が大変な時に取材対象や周囲の人たちの生きづ…

2016心に残ったものいくつか

漫画関連で読んだもの以外で。 今年は漫画関連(?ネタになるかわからないし不案内な分野だと乱読気味になるので結局は好きで読んでるだけ)で読んだ本も色々いいものに出会えた。 漫画は描いてます。要領の悪さやらなんやらに嫌になることもしばしばですが…

2015心に残ったものいくつか

今年は本当に本を読んでいません。なんとなく読書記録的なこともしなくなりました。 ほぼ保坂和志しか読んでない。確か昨年末から年始あたりに小説『朝露通信』を読んで、そのあと絵本『チャーちゃん』を買って、この間エッセイ集『遠い触覚』を読んだのだっ…

2014心に残ったものいくつか

今年は漫画関係以外ではあまり本を読まなかった。 ひだりききの機械―歌集作者: 吉岡太朗出版社/メーカー: 短歌研究社発売日: 2014/04メディア: 単行本この商品を含むブログ (3件) を見る歌集。去年は新詠短歌シリーズの刊行もあって10冊前後歌集を買ったのだ…

2013心に残ったものいくつか

いつものことながら凹み気味なので、気晴らしと自分用のメモに。 遅い男作者: J・M・クッツェー,鴻巣友季子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2011/12/20メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 8回この商品を含むブログ (11件) を見るじじいがみっともない話…