やみなべの話
自分の漫画についてなにか書くってどんだけ自分が好きなんだよ?という感じですが、
なんとなく少しだけ、コミティアで出した本について書きたいと思います。
けっこうがっかりする内容かもしれないです。
というよりも読む人にはどうでもいい話です。当然ネタバレあり。
- 冷たい猫
最初はあーだこーだ主人公が理屈っぽいことを考えてたんですが全部なくなっちゃいました。
意外と気に入っています。
- トリック&トリート
4本の中でいちばんオーソドックスな漫画。
「お化け→死→喪失」に「恋愛の喪失=失恋」が重なっている
わかりやすい構造(身も蓋もない説明)に目いっぱい変な味付けをした感じ。
- 金麦女
金麦のCMと檀れいが宝塚出身ということを前提として知ってないとぜんぜん通じない、不親切な話ですね。反省。
金麦のCMはどう考えてもおかしいだろというのに日々の実感を乗せた感じ。
ちなみに妻の名前は檀れいの本名からです。
- 人魚
もっとメジャーなものに目を向けろと言われていろいろ読んだり見たりしたけど
最終的に知ったこっちゃねえよ!それができたら漫画なんて描いてねえよ!
みたいな気分になったときに描き殴ったルサンチマンの発露です。
善し悪しはさておき、わりと自分の素で描けたんで経験としては描いて良かった。というのが素直なところです。